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ご挨拶

「褥瘡医療のパワーアップ ~今、市民に拡げる褥瘡教育~」

 このたび、第19回日本褥瘡学会学術集会を北東北の地で開催させていただくことになりました。小さな地方都市での開催ですが、会場を盛岡駅周辺に集約し、アクセスしやすく交通の利便性を最大限に活かす工夫をしています。盛岡市は、人と自然がうまく調和し、名所旧跡を歩いて楽しめる城下町です。ゆっくり時間が経過する心地よい町で、魅力的な学術集会になることを目指して挑戦する気持ちで準備を進めています。
 日本褥瘡学会がこれまで取り組んできた学術的な諸活動により、褥瘡医療は大きく発展してきました。その結果として、医療機関における褥瘡有病率は激減し、学会が果たしてきた役割は高く評価されています。一方、在宅での褥瘡有病率は緩やかに減少してきているものの、地域による格差が大きいように感じています。また、地域包括ケアシステムの構築に向けて準備が進められており、地域住民の積極的な医療への参画も重要になってきます。そこで、今回のテーマを『褥瘡医療のパワーアップ ~今、市民に拡げる褥瘡教育~』としました。第19回の学術集会では、褥瘡に関する多様な研究成果の発表とともに、褥瘡に関する知識を市民に拡げるための市民目線の褥瘡教育についても考える機会になることを願っております。
 皆様には、四国4県に匹敵する広大な岩手の地で、地元の文化にも触れていただければ幸いです。雄大な岩手山を望める会場で皆様方をお待ちしております。

第19回日本褥瘡学会学術集会長 
武田 利明(岩手県立大学 看護学部 教授)